結 一日目

アーティスト 結

一日目のテーマ「引っ越してきたあなたと暮らしについて」                    北斎「お前さんは、どんな活動をしているのかな?」     活動というほどのことはしていませんが、今は奄美島唄の「朝崎郁恵」さんの活動のサポート(マネージャー)をしています。 あとは ホームページ制作や映像制作を請け負っています。今はまちづくり的なことには関わっていませんが、基本的には自分なりに考えて、自分なりに世の中を少しでも良くするための活動をしたいと思っています。                   北斎「墨田区に越して来る前はどのような暮らしをしてたのかい」     渋谷区の普通の1Kのアポートに住んでいました。こちらに引っ越したのはサラリーマンからフリーランスになった頃だったと記憶しています。サラリーマンの頃は毎日定刻(遅刻はよくしました)に会社に出社し、毎日2~5時間の残業をして帰宅、食事はほとんどがジャンクなコンビニやホカ弁という、サラリーマンにありがちな生活をしていました。                    北斎「ここで暮らしてみて不便に思ったことはあるかい?」     引っ越した当時はまだ半蔵門線に直通していなかったし、渋谷区よりは、どこに行くにも遠くて、仕事先や交友関係が東京の西側に多かったこともあり渋谷区よりは不便に感じましたね。家の不便さは覚悟して入ったので、不便だらけなのでしょうがそういうものだと考えています。                    北斎「隣人との関係はどんな感じかな?」地元の人同士のようにはいきませんが、良好です。会えば挨拶をし、お天気の話をし、時には雑談を交わし、世間話に入ったり。両隣の元々住んでいた方々は信じられないくらい長い立ち話を、中間の我が家の玄関の真ん前でしてたりしますが、さすがにそれには入れません。               北斎「隣人とのエピソードがあれば教えてくれ」     よく自宅でイベントをやっていた頃に、とある音楽イベントで、私も想定していなかった大音量になったことがありました。あまりに音が大きくて、すぐ隣にいる人との会話もできないくらいになってしまい、これはまずいと思うが早く、長屋隣の方がすごい形相で怒鳴りこんで来られたことがありました。「何やってんだ〜!」と叫びながら。その後その音楽イベントがどうなったかは不思議とあまり覚えていません。ちなみに 北海道から来たアイヌのミュージシャンでした。                    北斎「日々の暮らしの中で起きた何か面白い話を聞かせてくれないかな?」     両隣の人が、それぞれ、おそらく株分けしたか何かで同じような「月下美人」を育てていますが、毎年初夏のその年最初の頃の開花はタイミングが両隣で同じ日になることが多いのです。本当に不思議で、毎年楽しみにしています。開花した夜は、両隣や近所の方が集まり、遅くまでお話しをしながら鑑賞していますね。下町らしい光景だなぁといつも思います。                    北斎「暮らしで一番大事なものは何かな?」     あたりまえに(これが貴重で難しい)、自然のものが食べれて、自然のものが着れて、自然な空間に住めて、自然な人との交流があり、日々の楽しみがあり、自然との対話があり、自然を壊さず、無駄をせずに、自然に謙虚で、時にはハメをはずしたり、スリリングなことしたり、贅沢したり・・・そういうことがあたりまえであること。かな。

今日の質問のテーマ「引っ越してきたあなたと暮らしについて」

 

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