iU大学生 鈴木拓哉
北斎「隣人とこれからどうなっていくと良いと思うかい?」 まだまだこれから親睦を深めていきたいと思う。普段から顔を交わす人と挨拶からちょっとした話ができる関係になりたい。まだまだこれから住んでいくのでその間に第二の故郷にしたい。一時期離れてしまっても、またここに訪れた時に言葉を交わせる関係でいたい。 北斎「古い家/長屋に未来はあると思うかね?」 古い家だからこその魅力はたくさんあると思う。何よりも昔の人の暮らしを少しずつ変えながら受け継いでいくことができる。そこにある建物をどう生かすかは私たち次第。次々と新しいってものが建つからこそより昔の家に住みたいと思う人はいる。東京都にあり立地が良いうえにこのどこか安心する風景と暮らし。そして古いということは住むために補修も必要となり、そこをやりながらどうリノベーションしていくかは楽しさの一つのように感じる。 北斎「今、これからの長屋生活にむけて思うことはあるかい?」 長屋は次々と壊されている。しかし建物がつながっているから感じること、できることがあると思う。隣人との交流を活発にし、何かあれば助け合える距離だからこそ、より良い関係でいたい。 北斎「新築で長屋を作るとしたら?」 自分が作るなら長屋の家がつながっていることを活かしたいな。外と中でそれぞれ仕掛けをしたい。一つの通りを長屋にしてしまい、そこを通ると一つのストーリーが楽しめる。一つ一つの家で次のページに進む感覚で。そしたら歩くだけで楽しそう。中は全部の二階を行き来できるようにしたら楽しそう。二階にも隣の家に行けるような扉がある。例えるなら電車みたいに。隣人以上の関係になって楽しそう。やっぱり建物の繋がりは人との繋がりに発展する形であってほしい 北斎「次世代に残したい習慣は?」 隣人との関係が絶えないこと。すれ違う人との挨拶。たまに少し立ち止まって話す。何かあれば相互に助け合う。地元の人で共に住む町を愛し、よくしたいという思いは消えてほしくない。よく年寄りとしゃべるのは嫌とか、違う世代の人と話すことに抵抗がある人もいる。しかし関わって話していくとその体験が自分の力になる。声を掛け合いながら、その町に住んでいて楽しいと思えるといいな。 北斎「今、北斎さんに、描いてほしいものは?」 この街とそこに住む人々、そしてこの街を愛する人。日常の風景そのものが絵となってほしい。
今日の質問のテーマ「これからの長屋生活にむけて思うこと」
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